2018年11月30日金曜日

セブシティで旅を締めくくる~2018年11月フィリピン旅日記その14

2018年11月26日(月)、スリガオを出発したフェリーは、時折降る大雨の中を順調に進んでいる模様。
チケットを買うとき聞いたところ、スリガオからセブまでは8時間掛かるとのこと。順調にいけば19時出発だと午前3時着となるけど、なんだかんだで5時か6時くらいになるのだろうと高を括っていた。ところが、今までさんざん時間通りに運ばなかったフィリピンなのにこの時ばかりは定刻の19時発、なんと翌日3時にはほぼセブ港に着いていたのだった。まだ真っ暗の中、3時半くらいには下船が開始していたけど、まだ寝ている人もいたので明るくなるまでしばらくフェリーで待機することに。ただ、だんだん残っている人も少なくなり、清掃も始まったところで4:45くらいに我慢できず下船することにした。そうは言ってもまだ真っ暗なので、セブのターミナルの待合いスペースでしばらく時間を潰した。

明るくなるのを待ってセブのフェリーターミナルを出発した

次第に明るくなってきた6時頃行動開始。まずフェリーターミナル近くの食堂で腹ごしらえをする。この日の朝食は魚の唐揚げとスープ(P45)。コノシロのような魚の開きの唐揚げでよく揚がっており、尻尾以外は頭も骨も全部食べられた。そこから歩いてセブシティ中心部に向かうのだけど、途中のサンペドロ・フォートをしばし見学。ただまだ開園前だったので外から見るだけだったけど。

早朝セブのサンペドロ・フォートに立ち寄る




そうして向かったのはFamed Lodgeという安宿。汚くてぼろいので全くお勧めではないけど、半日料金も設定されていて夜のフライトを利用する場合は便利なので前回来たときも利用したホテル。トイレ付きの部屋の半日料金がP235。まあ、シャワーを浴びて(シャワーヘッドはなく、バケツからの水浴びだけど)、スマホを充電して荷物を置いておくには十分といったところ。場所はGV Tower Hotelの交差点に近いセブシティの中心部で、便利ではある。

汚くてぼろいけど便利なセブシティのFamed Lodge

チェックインしてシャワーを浴びた後、今回の旅行の最後はマッサージで締めることにした。行ったのはFamed Lodgeの近くにもあるチェーン店のヌア・タイ(Nuat Thai Massage)。GV Tower Hotelの向かい側、オスメニャ通り沿いにある。外の看板にはボディーマッサージ1時間P200とあるけど、実際はP250に値上がりしていた。まあ、値上がりは仕方ないので納得できるけど、マッサージは若干がさつな感じ。でも、たっぷり1時間ちょっとやってくれたので満足だった。何より、日本円にすると500円ちょっとで1時間もマッサージしてくれるのだから、そう考えると全く文句はない。

タイマッサージのチェーン店、Nuat Thai Massage

昼食は、無性にフライドチキンが食べたくなったので繁盛しているフライドチキン屋に行った。大きめのフライドチキンと、セブ独特の笹の葉のような葉っぱで包まれたおにぎりのようなご飯2つでP70。食後のデザートにバナナQ(P12)を食べてホテルに戻った。マニラ行きのフライトは19時頃発なのでちょっと早すぎるけど、もうやることもないので14時頃にチェックアウトして空港に向かう。

セブ島から橋を渡ってマクタン島の空港に向かう

まず、デルロサリオ通りでジプニーを拾い、SMシティへ(P7)。SMシティ近くの屋台でKopikoブラウン(P12)を飲んで休憩した後、マイバスという公共バスで空港に向かう。混んでいると結構時間が掛かるものだけど、この日は順調で、30分ほどで3時半には空港に着いてしまった。空港まではP40。空港では本の続きを読んで時間を潰し、ほぼ定刻通り、Airasiaのフライトでマニラに向かう。結局そのフライトの途中でこのところ読んでいた宮尾登美子の「湿地帯」という小説を読み終えた。宮尾登美子は間違いなく一番好きな作家の一人ではあるけど、この作品はデビュー間もない頃にに書かれた中途半端なミステリーで、長らく埋もれていたものを近年文庫本化したものとのこと。はっきり言えば駄作だった(あとがきで本人も失敗作と認めている)。速攻でニノイアキノ空港のゴミ箱行きとなった。

今回最後にニノイアキノ空港で食べたチキン・アボド

マニラのニノイアキノ空港には21時前に到着。ニノイアキノ空港はターミナル間の移動が面倒なんだけど、ここでも思いの外スムーズに接続して、ほとんど待たずに無料のシャトルバスでターミナル4からターミナル1に移動できた。ここで今回の旅行最後の食事にする。空港内のレストランは高いので、1階の外、駐車場にある売店兼食堂に向かう。ここは初日の朝に焼きそばを食べたお店でもある。今回食べたのはフィリピンの代表的な料理、アボド。味が濃くて油っこい、いかにもという感じのフィリピン料理。これが続くと飽きてきて、フィリピン料理=おいしくないとなってしまうのだけど、たまに食べるくらいならおいしく食べられる。食後のコピコと合わせてP125。

こうして楽しかった2週間のフィリピン旅行はあっという間に終わってしまったのだった。日付が変わった翌日1時頃マニラを出発したジェットスター便は6時半頃成田空港に到着。恐れていた通勤ラッシュに巻き込まれることはなかったけど、出発前に比べてすっかり冬の気配が色濃くなっているのに少し戸惑いながらも、11月27日8時半頃無事帰宅しました。というわけで、今回は初めて旅先から(ほぼ)リアルタイムでのブログ更新をやってみました。スマホでもキーボードがあればなんとかなりますね。少ないながらも見てくれている人がいたのがモチベーションになりました。ずっと読んでくれていた方々、本当にありがとうございました!

関連記事:スリガオから夜行フェリーでセブに向かう~2018年11月フィリピン旅日記その13
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