2019年9月29日日曜日

車の売却が意外に面倒だった~下取りと買い取りの比較、必要書類まとめなど

これまで車を買い替えるときには、元の車は全て下取りしてもらっていたのだけど、最近は買取サービスのほうがいい値段で買い取ってくれるとのうわさもあり、今回は両方で見積もりしてもらうことにしました。


参考記事:車を買い替える

まとめて見積もりをしてくれるサービスはいろいろありそうだけど、とりあえずいっぱいポイントが貰えるサービスはないかとハピタスを覗いてみる。そこで見つけたのが「楽天カーサービス」。

これだと今なら査定依頼で2400円分のハピタスポイントがもらえる。Tポイントに交換してウエルシアデーに使えば3600円分とバカにならない。さらに成約すれば楽天ポイントも1500ポイントもらえるので結構お得だと思った。楽天ポイントは期間限定ポイントなのが楽天らしくて残念なところだけど、使い方次第では合計5000円分以上になるのは大きい。

売却する車は15年落ち、走行距離8万㎞のホンダ・エアウェイブ。楽天カーサービスに必要事項を入力して送信すると、秒速で電話・メール攻勢があった。基本的には実際に車を持って行って見てもらわないと査定額は出ないのだけど、中には電話のやりとりだけで概算見積もりを出してくれるところもあった。

そんな中、次の車の目星をつけて、その車を見に行くついでに下取りについても聞いてみる。1軒目では値段が付かないのでタダで引き取ることになる、とのこと。結局そこは見に行った車がいまいちだったので却下。しかし、やはり15年落ちの車に価値はないのか。

2軒目、次の車はそこで買うことに決めたのだけど、下取りは不可で、処分料として1万円余分にかかるとのこと。つまり、私のエアウェイブはゴミということですか。それだったら千円でも二千円でもいいので買い取ってくれるところに持って行ったほうがいいに決まっている。

そんなわけで査定業者とのやりとりも継続。中にはやはり買い取り不可の業者もあったけど、ほとんどは車を持ってきてくれ、という回答。しかしそれも面倒。電話やメールのやりとりで、1~2万と3~3.5万という見積もりが出たので、3~3.5万という値段を出してくれた業者にお願いすることにした。

本当は5万円くらいにはなるんじゃないかと思っていたのでがっかりではあったけど、下取りの状況を考えると3万円で買い取ってもらえればもう十分という気持ちになっていた。

そして新しい車の納車日も決まり、実際に車を引き取ってもらうことに。ところがこれが意外に面倒だった。これまではいつも下取りしてもらっていて、特に書類を準備した記憶はない。しかし今回は車を買ってから2回引越していたこともあり、いろいろと書類が必要になったので忘備録として残しておきます。


車売却に必要な書類


必ず必要になる書類


まず、基本的に車を売却するにあたって必ず必要になるのが以下の書類。

  • 車検証
  • 自動車税納税証明書
  • 自賠責保険証
  • リサイクル券
  • 印鑑証明

これらのうち、印鑑証明以外は普通にやっていれば揃っている書類のはずだけど、私の場合まずリサイクル券というのがなかった。ただ、これについては自動車リサイクルシステムというHPで車体番号等を入力して検索し、リサイクル料受託済みになっていれば問題ないらしい。

やってみると、私の車は受託済みになっていてひと安心。印鑑証明に関しては、まず実印登録してから発行してもらうことになるので印鑑を持って市役所に行く。実印といっても、例の象形文字のようなちゃんとしたやつじゃなくてもよく、普段銀行などで使っているものでいい。


車検証の住所と現住所が異なる場合


面倒なのが車検証の住所と現住所が異なっている場合。1回引越しているだけなら住民票を取れば前の住所も記載してもらえるので問題ない。問題なのは複数回引越している場合。その場合は車検証の住所と現住所が繋がるまでの証明書が必要になる模様。そのときの必要書類としては2パターンある。

  1. 戸籍の附票
  2. 住民票と除票

まず1つ目は「戸籍の附票」を取得する方法。これだと過去の住所の履歴が載っているらしく、これ一つで済む。ただし、本籍地で発行してもらうことになるのが面倒がなところ。たぶんどこの自治体でも郵送してくれるとは思うけど、時間が掛かるし、申請書類を揃えるのにも手間が掛かりそう。

私の場合本籍地は現住所からはるか遠く離れているため、取りに行くのは現実的じゃないし、郵送でのやりとりも時間がかかりすぎるので却下。

2つ目は住民票と除票の組み合わせ。「除票」というのは今回初めて知った書類だけど、過去に住んでいた自治体でもらえる過去の住民票のようなもので、その当時の住所とさらにその一つ前の住所が記載される。

何度も引越しをしている場合、全部の自治体から除票を取り寄せる必要があるのでかえって面倒だけど、引越し2回なら現在の住民票と一つ前の除票で済む。幸い私は東京都から千葉県への引越しで、十分自力で取りにいける距離だったので助かった。

もちろん郵送でも送ってもらえるのだけど、私の場合来週からの海外旅行が迫っているので時間がない。今回は帰省がキャンセルになったので時間にゆとりがあってよかったけど、もし会社員だったら面倒なことにていたかもしれない。


下取りと買い取りの比較


そんなわけで今回は下取りではなくなったので自力での車の入れ替えが必要になった。いろいろと検討した結果、印鑑登録と住民票取得→車を買い取り業者に持っていく→そこから電車で前住所の市役所に除票を取りに行く→電車で新しい車を取りに行く、そして翌日改めて買い取り業者に書類を持っていく、というのが一番効率的で安上がりだという結論に達した。

そこで先日、朝一で市役所に行って実印登録して印鑑証明をもらうついでに住民票も取得。一旦自宅に戻って車で買い取り業者に行って車を預け、その足で電車で久々に東京に向かって除票をゲット。そこから新しい車を取りに電車で移動し、その車を運転して自宅へ。関東内ではあったけど、それなりの距離を時計回りに移動して無事書類を揃えて車を入れ替えることができた。

さらに翌日、自転車で買い取り業者に行って書類を提出。気になる下取り額は、3万5千円!査定依頼した時には7万キロ台だった走行距離も、その間車に乗ることもあって8万キロを突破。これで買い取り価格も大幅に減額かとも思っていたのだけど、良心的な業者だったようで電話見積もり満額の3万5千円を出してくれたのだった。

印鑑登録や書類の取得にも費用は掛かるし、電車代やガソリン代も掛かったけど、処分費用を取られかねなかった車を3万5千円で買ってもらった上に、5千円相当のポイントもゲットできそう。慌ただしかったけど満足のいく結果となった。

というわけで下取りVS買い取りの結果は買い取りの圧勝。何となく下取りのほうが有利と思っていたけど、実際は、特に中古車を買う場合には下取りはその業者の都合や得手不得手によって随分変わりそう。買い取りの場合は複数社を比較できて、自分の車に価値を見出してくれる業者を選べるのが大きいと思う。買い取り査定をやって正解だった。

そしてみなさんも車の買い替えや売却の予定がある場合は早めに書類の準備をしておいたほうがいいでしょう。次に車を売るのはかなり先のことになりそう(なってほしい)けど、今回はいい勉強になりました。

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