以前主食のお米を台湾米にしたことを書いた。
そのときも試してみたいと思っていた業務スーパーのカリフォルニア米。ただ、最初に試した台湾米が予想以上に美味しかったため、当面試すことはないと思っていた。過去記事:禁断の節約か⁉~業務スーパーの台湾米は意外といけた
1月になって再び緊急事態宣言が発令。家にいる時間も増えたため、外食する以外でももう少し食生活を充実させたいと、久々に現地風のカレーを作ったりしている。
そのうちバスマティ米とかタイ米なんかのインディカ米がほしくなり、ネットで調べてみると思いの外高い。タイ米なんて昔はかなり安く出回っていたと思うけど、今は嗜好品の扱いにでもなっているんだろうか。
そんなときカリフォルニア米のことを思い出した。レビューでは味がしないとか、パサパサしておいしくないというどちらかというとネガティブなものが多かった。それだったら日本米の代わりにはならなくても、タイ米の代わりにはなるんじゃないかと思えた。
そこで改めて調べているとこういうウェブサイトを発見。
これによるとカリフォルニア米のカルローズはジャポニカ系ではあるものの中粒米という種類で、短粒米の日本米とは若干種類が異なるらしい。短粒米と長粒米のインディカ米の中間的な性質を持っているとのこと。
業務スーパーのカルローズのパッケージには、普通通りに炊くとやや硬めに仕上がるとあるけど、ここには洗米は1回、水は米と同量、浸け置きはせずすぐに炊くとある。軽い食感が特徴で、野菜やパスタ感覚で使えるともある。
なるほど、無理に国産米の代替を求めるのではなく、別物と考えれば十分いけるのではないか。というかそれ自体うまそうだし、簡単に素早く炊けそうなので、手早く済ませたい昼食にはピッタリではないか!
そう思うと居ても立ってもいられなくなり、すぐに業務スーパーに買いに走った。近所の業務スーパーでは5㎏のものが税別1250円。台湾米よりもちょっと高いけど十分リーズナブル。
裏側には水に漬けずにすぐに炊く方法も紹介されている。ちょっとわかりづらいけど白米としてではなく、調理して使うときの炊き方なんだろう。
私はUSAライス連合会推奨の方法で炊いてみた。浸水はせず、水は普段よりやや少な目。
食べてみると、我ながらなかなかうまい。ただご飯は十分うまいけど若干アルデンテ気味。もう少し水を多めにするか、浸水時間を取ったほうがもっとおいしくなりそう。もちろん特別うまいというわけではないけど、期待通りアジア系エスニック料理との相性は非常によさそう。