私の車中泊旅行の必需品、それは小型のラジオ。車中泊時の夜はお酒を飲みながらラジオを聴くのが楽しみ。もちろんカーステレオもあるのだが、オーディオでも長時間つけっぱなしにするとバッテリー上がりが気になってくる。
特にお酒を飲み始めると寝落ちしてしまう危険性があるのだ。なので最近は小型ラジオを車に積んでおいて、夜はエンジンキーを完全にオフにして小型ラジオを聴くようにしている。これまで使っていたのははオーム電機の短波ラジオ、RAD-H310Nという機種。
短波放送を聴いてみたくて買ったのだけど、結局短波はほとんど入らず、また聴きたい番組もほとんどない。なので専らFMとAMを聴いているのだけど、AMの感度が悪くてほとんど聴けないのが不満だった。そこで今回試してみたのが中国製だけどDSPデジタルチューナーを搭載したこのラジオ。
似たようなのがたくさんある中でなんでこれを選んだのかはよく覚えていないのだけど、今回も車中泊で使っているヘッドライトと共用するために単3電池式のものを選択。アダプターがあれば外部給電でも使える模様。
以前は微調整が利くアナログチューナーのほうが感度はいいのでは、と何となく思っていたのだけど、果たしてどうなんだろう?ということで今年5月の山形遠征からこれを投入してみました。
そこで同じ場所で何度かオームとこのZHIWHIS(これ何て読むんだろ?)で比較してみたところ、結果は歴然!AMに関してはZHIWHISの圧勝でした。FMは微妙な差でオームの勝ちだけど、そんなに変わらない感じだった。
さすがに山奥ではZHIWHISも無理なところが多いけど、サクラマスの釣り場のような比較的町に近いところではほとんど問題なくAMも聴くことができた。やっぱり情報が不足しがちな車中泊旅行では、ニュースや天気予報がたくさん流れるAMのほうがいい。
欠点としては、スイッチOFF時でも時計の表示があるせいか電池の持ちが悪い点。最近よく使っているパナソニックの充電式エボルタ、1000mAhのお手軽モデルだとだいたい毎日3、4時間くらい使うと1週間くらいしか持たない。
最近はコンパクトでUSB接続できるPOOLの充電器も積んでいるので、長時間移動するときなんかに再充電しているので特に問題はないのだけど。
あとは機能が多すぎて使い方がよくわからない点。日本語の説明書が付いているのでそれを読めばわかるけど、出先までは持ち歩かないので。まあ、ラジオなのでスイッチのON/OFF、バンド切り替え、チューニングさえできればこれも特には問題はない。
やはりデジタルものに関しては中国は今や完全に日本を圧倒している感じですね。これはなかなかいい買い物でした。あとはラジオが入らないようなところとか、入っても聴きたい番組がないときなんか用にMP3ファイルを再生できるやつが気になっている。
充電式のものはいくつか見つかったけど、できれば単3電池式がいいんだよなあ。もし見つかったらこちらも試してみたいと思います。