ここのところ好天が続いている南関東内陸部。
普段なら仕事を入れている日曜のこの日も秋晴れのいい天気。今年はもう十分働いているのでこの日は休みにしておいた。緊急事態宣言中はキャンプの受付が中止されていた坂田ヶ池総合公園キャンプ場もようやくキャンプできるようになった模様。そろそろ迫ってきた11月下旬に出発する自転車旅の準備も兼ねて、今回は久々に自転車でキャンプツーリングに出掛けることにした。
ということで2021年11月14日(日)、当日の朝に電話でキャンプ場を予約。坂田ヶ池総合公園キャンプ場のチェックインは16時から。近場なので昼過ぎに出発すればいいかとゆっくり昼食を済ませてからやおら準備を開始したのだった。
ところが久々のキャンプに準備に手間取っただけでなく、春以来半年ぶりくらいに乗るルノー・ウルトラライト7、リアキャリアを装着し、タイヤに空気を入れてチェーンオイルを差し終えたときにはすでに14時20分。
この時期のこの時間帯、陽はかなり傾いていて早くも夕方のような雰囲気が漂いはじめる。そんな中かなり焦りながら自宅を出発。しかし一旦走り始めると久々に乗るルノー・ウルトラライト7は快調そのもの。半年ぶりとは思えない馴染みようで体と一体感がある。
ぱっと見アンバランスだけど安定性も悪くないのは昨年の沖縄で経験済み。この日は南西方向の風が吹いており、追い風気味。まずは手賀沼から利根川に向けて快調に進む。
15時過ぎ、利根川に合流。
ここから栄町までひたすら利根川沿いの自転車道を走る。
15時半過ぎ、長門川公園でトイレ休憩。
ここから自転車道を降りて一般道を南下する。
勘と道路標識を頼りに適当に走っていると、全く見覚えのない道に出てしまった。安食駅前を通過するはずだったのだが。。。時間が時間だけに焦ってGoogle mapを確認すると、想定とは違う道だけどこの道でも方向的には間違いなさそう。
16時ちょっと前、無事坂田ヶ池公園隣の房総のむらに到着して一安心。何の施設かよくわからないけど、日曜とあってか結構車が停まっている。
そして16時に坂田ヶ池に到着。こちらも日曜だからか釣り人の姿もちらほら。こんなことなら早めに来て釣りをしてもよかったかな。
早速受付けを済ませ、市外者料金の300円を払ってキャンプサイトに向かう。日月なので空いているかと思いきや、予約した時点で30近くあるサイトのうち、残りは3つか4つくらいだった。安くて施設がいいだけに人気っぽい。
今回もテントは昨年購入したMCoutdoor(Mountain Conqueror)のテント。吊り下げ式なので設営は超簡単。
一瞬で設営完了!
水汲みやトイレを済ませ、落ち着いたところで本日のメインイベント。
だいぶ前に買たまま使う機会がなかったガスカートリッジアダプターのテスト。これはプリムスなどの直立型のガスストーブに取り付けてカセットコンロ用のガスカートリッジが使えるようになるというもの。
ガスストーブはプリムスのP-114(すでに廃番)。ガスカートリッジを取り付けるときにかなりガスが漏れるけど、一旦取り付けてしまえば何ら問題なし。とは言えまだテント内で使う気にはならないけど。すぐにお湯が沸いてまずはコーヒーを飲みながら寛ぐ。
この日の夕食はレトルトカレー。そしてこの頃は外泊時の楽しみになっているお酒を飲みながらラジオを聴いてまったり過ごす。やることはいつもの車中泊と変わらない感じ。人が多くてまるで北アルプスのテント場みたいににぎやかだけど、たまのキャンプ場も悪くない。
参考記事:スタンド型ガス変換アダプターというのを買ってみた~キャンプ用ガスストーブをカセットガスで使う
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2日目の2021年11月15日(月)、ここはチェックアウトが9時までなのでそれほどのんびりはできないけど、とくにやることもないので朝食を食べたら帰ることにする。この日の最低気温は6℃ほど。
今回のテストその2はこの時期の本州でイスカのエア150で十分かということで試してみたのだけど、普通に寝れはするけどちょっと寒い感じ。やはりゆるキャンの次回の旅行にはもうちょっと温かいシュラフを持って行くことにしよう。
まだまだ余っている賞味期限切れのインスタントラーメンの朝食を済ませ、食後のコーヒーを味わったところでそろそろ撤収。フライシートの内側が結露でべちょべちょだけど帰ってから乾かすことにしよう。ということで8時ごろには準備完了して出発。
この日は快晴で無風、絶好のサイクリング日和。
帰りは予定通り安食駅前の通りを通って利根川自転車道へ。
写真ではわかりづらいけど、ここは利根川越しに富士山が見えるちょっとした絶景スポット。そして11時過ぎに無事帰宅。片道30㎞ほどのサイクリングで格安のキャンプが楽しめる。坂田ヶ池総合公園キャンプ場の快適さを改めて実感。
またそのうち来ることになりそう。そして久々のルノー・ウルトラライト7でのキャンプツーリング。このちっこい自転車が工夫次第で最強の旅の友になるのだから、いい買い物をしたものだと実感。あとは次の旅に向けて7㎏に収まるように装備を厳選するのみ!