配当金生活を目指して運用しているコア・ポートフォリオ、2022年3月の運用状態です。
参考記事:配当金生活を目指すポートフォリオ(2022年2月)
ロシアがウクライナに侵攻して早1か月。いつ、どういうふうに結末を迎えるのか、あるいは結末などなくひたすら泥沼化していくのか、全く先行きが見通せない状況です。ただ戦争はすでにメインの材料ではなくなったのかマーケットは平常心を取り戻しつつあるようです。
とりあえずマーケットのウクライナショックは峠を越えた感じですね。これからロシアが生物化学兵器を使ったりしない限りは、焦点はFRBの利上げと量的縮小のペース、それと戦況というよりもロシア制裁の西側への影響なんかに移っていくのかな。
そのため予定の半数くらいしか買えず。その後ドル円はあれよあれよと上昇が続き、諦めて118円でドル転したものの間に合いませんでした。さらに直近は122円台まで急騰。こんなことならさっさと決断していればよかった。。。
その後株価好調で比率が高くなったヘルスケアセクターからアッヴィ(ABBV)を一部売却し、株価絶不調のユニリーバ(UL)を買い増し。ということで今月は生活必需品セクターにかなり投資したにもかかわらずポートフォリオは下記のようなバランスになりました。
- 前月比:+1.3%(調整後:+0.5%)
- 年初来:-0.8%(調整後:-2.0%)
ここ1か月でS&P500は4%近く上昇したようですが、私のポートフォリオは新規投入資金を除くと0.5%というわずかな上昇にとどまりました。不調の生活必需品セクターに冴えないハイテクセクター。ヘルスケアセクター、というかアッヴィだけが頑張っている感じですね。
一応景気敏感株として導入した3M、こちらもここまで株価絶不調でこのインフレ局面では力を発揮できないばかりか大きく足を引っ張ることに。とは言え、逆張り派の私としてはそれはチャンスでもあります。焦らずじっくりとチャンスを伺っていきたいところ。
それにしても、株式相場はともかく、膠着状態の戦争は気になります。ロシアはキエフ制圧を諦めて東部の完全掌握に乗り出したとも聞こえてきますが、ウクライナには何とか頑張ってもらいたいです。