今回は配当金生活を目指して運用しているコア・ポートフォリオ、2022年7月の運用状況です。
参考記事:配当金生活を目指すポートフォリオ(2022年6月)
ここのところの株式市場、大幅な利上げへの警戒感後退からかボトム圏付近でのボックスから上抜けし、上昇基調に。ようやく大きく下落していたナスダックにも復調の兆しが見えてきました(直近はスナップの暴落に引きずられて再び下げましたが)。
そんな中前回からの動きとしては、インフレ銘柄としてここのところ堅調だったフィリップモリス(PM)が下落に転じ、指値が刺さって買い増し。これでいつだったか、アルトリア(MO)から撤退して以降ようやく生活必需品セクターの買い付けが完了しました。
金やコモディティーも軒並みピークアウトした模様。マーケットもインフレピークアウトを折り込み始めたということなのでしょうか。ポートフォリオのバランスが悪くなってしまいましたが、これからぼちぼち調整していこうとおもいます。
- 前月比:-0.9%(調整後:-1.1%)
- 年初来:-5.9%(調整後:-7.3%)
今週に入って各種インデックスは大きく回復してきましたが、私のポートフォリオは前月比約1%の下落という冴えない結果に。これまで堅調だったヘルスケアや生活必需品セクターに陰りが見え始め、ハイテクに復調の兆しが。もしかするとマーケットの転換期に来ているのかも。
これまでも一時的に逆イールドは発生してきましたが、ここのところはずっと2年債の利回りが10年債を上回る逆イールド状態が継続。そんなこともあってリセッションは避けられないとは思いますが、この辺りが当面の底でここから反発していくのか。
あるいは更なる暴落の波へのサインなのか。はたまた単なる勘違いか。いずれにしても、いつものことながら巷の情報や個人的な相場感に左右されることなく、どう動いても冷静かつ柔軟に、そして淡々と対処していきたいところです。