無事飯豊連山縦走を終えたこの旅5日目の2022年9月17日(土)は米沢某所で朝を迎えた。
今日から世間は3連休、渓流解禁期間も終盤でどこも釣り人で混雑しそうな気がしつつも、なかなか起きられずスタートダッシュ失敗。この日は霧が立ち込める肌寒い朝で気分が乗らず、朝イチの釣りは諦めて大きく移動することに。今日がこの旅の実質的な釣行初日ということで、まずは今回一番釣りたかった赤川水系に移動することに。いつもの287号→112号で鶴岡方面に向かう。
日が昇ると霧も晴れていい天気。今日も暑くなりそう。まず向かったのは赤川水系では一番好きな支流。特に魚が多いわけでもないけど、アプローチが楽でイワナが釣れるので、山岳渓流よりも里川好きな私のお気に入り。果たしてこの時期まだ魚は残っているだろうか?
10時半頃から釣り開始。ここのところ雨が降ってないせいかかなり渇水気味なので、6フィートロッドにドライフライで釣り上がってみることに。やはり時期が時期だけにいかにも、という感じのポイントからは反応はないが、竿抜けっぽいところを流してみると早速反応が。
15cmくらいの小さなイワナだけど嬉しい1匹。良型は抜かれてしまっているのか小物しか出ないけど、その後もポツポツと反応があって久々の渓流釣りを満喫。
この20cmくらいのイワナが最大サイズ。その後さらに釣り上がっていくもなぜかウグイを連発。何で上流に行っているのにイワナじゃなくてウグイなんだ?
この日一番と思える深みのあるY字ポイントからもまさかのウグイでがっかり。せっかく楽しかった釣りが途中から台無しになった気分。ウグイに罪はないのだけれど。。。
このままでは終われないと、ガンガン釣り上がって終盤にようやく小さいながらもイワナを数匹追加。この沢は終了とした。
続いて別の支流に移動。ここは何度か入っているはずだけど、今シーズンは初めてかな。入渓点が思い出せず適当に入ってみると、ゴルジュ帯が続くあまり好きではない渓相。薄暗くてフライが見えづらいのでウェットフライに変更して釣り上がる。
しかし全然反応がなく、ようやく釣れたと思ったらここでもウグイ。温暖化でウグイの生息域が広がっているのかも。
少し開けた渓相になったところでドライフライに戻してみるも、釣れるのはやはりウグイ。流れの緩い淵ならともかく、渓流魚が着きそうないい流れからもウグイでここでもがっかり。
終盤にようやくイワナっぽい魚が掛かったけどバラシ。まだちょっと早いけど、ちょうど脱渓しやすい場所に到達したので16時半頃納竿とした。何だか尻すぼみであまり納得感はないけど、午前中はイワナがそこそこ釣れたし、渓流釣りたい欲はかなり満たされたのでよしとしよう。