2023年9月4日月曜日

インドで買うSIMカード:その5【デリー町中編】

毎度のことながらインド旅行で苦労するのがSIMカードの手配。まあ無くてはならないもの、というわけではないんですが、日本よりデジタル化が進んでいる(ように思われる)インドでは何かとスマホを持っているのが前提になっていることも多い。それに私が泊まるレベルの安宿ではwifiがあるのはまれで、やっぱり自前のインターネット環境はほしいところ。

飛行機での入国であればやっぱり空港で買うのが手軽だし早いのけど、今回は前回買ったものがまだ半年経ってないこともあり、もしかするとまだ使えるのでは、という淡い期待のもと空港では買わずに町に出たのでした。

airtelのSIMカードの有効期限がどのくらいなのか、実際のところよくわからないのだけど、今回の入国日は前回最後にSIMカードを使ってから4か月以内。ということで期待してSIMを入れてセッティングしてみたものの、残念ながらすでに終わっているようで電波はキャッチできませんでした。

ということで諦めて新規購入。幸い初日に泊ったメインバザールのホテルナマスカールはwifiがあったので近くのairtelショップを検索。コンノートプレイスにもあったのですが混んでいそうなので、メインバザールからもそう遠くはないゴールマーケットにある店に行ってみました。


Google mapではAirtel Expressとなっているところ。しかし行ってみるとそこはairtelの公式ショップではなく普通の町中の携帯屋という雰囲気。ただせっかく来たので聞いてみると外国人でもSIMカードは買えるとのことで、値段を聞く前にお願いしてしまいました。


すると店主が電話してどこからか担当者がやって来ると、サクサク設定してくれてあっという間に開通。いつもの1日1.5GBまで、28日有効のプランが600ルピー、SIMカード代200ルピーで800ルピーとのこと。

このプランは299ルピーなのでかなり吹っ掛けられてはいるけど、すぐに開通したし少なくとも空港で買うよりは随分安いのでそのまま800ルピー払った。後から考えると100ルピーくらいは値切れたかもしれないけど、やはり最初に値段を聞いておくべきだったかな。

それにしても空港だとアクティベートに半日くらい待たされた記憶があるけど、前回のハイデラバードといいもしかするとシステムが変わってairtelでも即時開通できるようになったのかもしれない。

いずれにしても、少なくともデリーに関しては高いお金を払って空港で買うメリットはあまりなさそう。初めてなら空港で買うのもありだけど、デリーの場合は空港からニューデリー駅までメトロ1本で来られるので空港からのアクセスに悩むこともあまりない。

心配ならニューデリー駅周辺のオフラインマップをダウンロードしておけば事足りそう(ニューデリー駅からメインバザールまでは歩いてすぐ)。そして今回のインド滞在は5週間の予定なのでこのプランでは足りず、後からリチャージすることに。

airtelストアに行くとどこでも上記の1.5GB28日299ルピーのプランをチャージされるし、それが一番短いプランだと言われるけど、本当なのか実際にairtelのHPで調べてみるとやっぱりそんなことはなかった。

airtelのHPより

1日1GBまで28日有効で265ルピーとか、1日1GBまで21日有効で209ルピーもあったので、リチャージは1GB21日209ルピーにしておいた。画面を見せてこのプランにしてくれ、というとあっさりそのプランをリチャージしてくれた。

泊まるホテルに確実にwifiがあるなら1日1GBもいらないので、もっと安い30日間3GBで199ルピーのプランとかでもいいかもしれない。1日〇〇GBまで、というプランと一定の期間内で○○GBまで、というプランが混在しているので気を付けたほうがいいかも。

もう少しいろんな期間とデータ容量のプランがあるといいのだけど。まあ滞在が4週間以内なら1日1GBまでが265ルピー、1日1.5GBまでが299ルピーとあまり変わらないので1.5GBのプランにしておけば間違いなさそう。

店員が知らないだけかもしれないので、次回はこの画面のスクリーンショットでも撮っておいて、SIMカードを買うときにプランを指定してみようかな。それはともかく、デリーからインド入国ならSIMカードは空港よりも町中で買ったほうがよさそうですね。