前回の記事で書いた久々のコンサート鑑賞、場所は東京。
日が短くなったこの時期、自転車で行って日帰りは辛いので東京のドミトリーにでも泊まろうかと思っていたのだが、ここにもインフレの波が押し寄せてきているのか以前のように1000円くらいで泊まれるところはもうなさそう。何か面白そうな代替案はないかと探してみたところ見つけたのが市川市のいちかわ市民キャンプ場。ここは事前予約が必要ながら無料で泊まれて、しかも都心に近いという絶好のキャンプ場。
今回はコンサート鑑賞ついでということで日程も確定しているので、雨が降ったら車で出かけることにして随分前に予約しておいたのだった。そうして迎えた当日2023年10月22日(日)、冬型の気圧配置となって冷え込んだものの、風も穏やかな秋晴れ!
昼過ぎからコンサートがあるので朝8時半に自宅を出発。今回の自転車はダホン・ボードウォークを選択。市川ということでまずは国道464号線に出て西に進む。鎌ヶ谷までは路肩も広いし歩道も走りやすい快走路。
鎌ヶ谷からはそのまま県道8号線を南下。途中西に分岐する道に移り、あとはわかりにくいのでGoogle mapを頼りに進んだ。
ちょうど10時に到着。ここは市街地にある小さな森の中のキャンプ場といった雰囲気。この日は日曜ということで昨日から泊っている2組の先客があった。ただもう帰るらしく、この日の泊まりは私だけらしい。
受付けを済ませてテントを設営。ここは落ち葉がふかふかの林間のサイト。今回はアライテントのトレックライズ0を持ってきた。このテント、いろいろと不満点はあるけど、超ロングセラーで使っているとやっぱり安心感がある。
このいちかわ市民キャンプ場、無料なのはありがたいけど炊事棟のかまどで薪か炭を使う以外火気使用禁止というのが痛い。わざわざ薪で火をおこすのも面倒なので今回は火器はなしにした。昼食は買ってきた食パンで済ませる。
そして11時にはコンサートのため東京に向けて出発。この辺りの千葉県北西部、一部を除いてほとんど路肩がなく、歩道は狭くてデコボコの道ばかり。自転車のことは全く考慮されておらず、走りにくいことこの上ない。途中寄り道して行徳経由で東京に向かう。
ただ江戸川を越えて東京都に入ると状況は一変する。車も少なくなり、道路も自転車に配慮されていることろが多くてグッと走りやすくなる。
こちらは荒川を越えているところ。そうして久々のクラシックコンサートを満喫。時刻は15時半。この頃は17時頃には暗くなってくるのでそれまでには戻りたいところ。帰りは国道14号線を走り、千葉県に入ってからは最短距離の県道59号線を走った。
この道も例に漏れず走りにくい道だけど、幸いこの日この時間帯はほとんど車が通らず快走することができたのだった。
そしてまだ明るさが残る17時前にキャンプ場に帰還。管理人さんたちももう帰った後みたいで、この日は一人で静かな夜を満喫したのだった。
この日の夕食は行きがけに買っておいたヒラマートのチキンビリヤニ。再値上げしているんじゃないかと思っていたけどまだ600円で売っていた。ちなみにこの日はマトンビリヤニ700円もあってちょっと迷ったけど、やっぱり安くて無難なチキンにしておいた。
この味とボリュームで600円は大満足。冷めても十分うまい。たぶん作っている(であろう)行徳ビリヤニハウスで買うより安いんじゃないかな。おかげで味気ない火なしキャンプも充実したものとなった。
翌日は6時過ぎに起床。今朝の最低気温はたぶん8℃くらいと冷え込んだけど、山でのキャンプを思えば十分温かいと言えるレベル。イスカのエア150で十分だった。朝食に食パンを食べて撤収に掛かる。
管理人さんが出勤してきた8時過ぎに挨拶して出発。このいちかわ市民キャンプ場、入り口がわかりにくいけど、東側にあるガイアというパチンコ屋の駐車場裏の林を抜けるとすぐにたどり着くことができる。
ちなみに近くにはコンビニのほか、業務スーパーやドラッグストアのクリエイトもあるので自炊できなくてもそれほど不便はなさそう。ということで2日目の10月23日(月)、この日もいい天気に恵まれ、9時半には自宅に戻ってくることができた。
ここは基本的に青少年用ということで何かと不自由ではあるけど(水は井戸水とのことで飲用不可)、都内に用事があるときなんかは非常に使い勝手がいいキャンプ場。1週間前までに予約が必要で、申請書の提出も必要(メール可)だけど、いずれまた利用したい。
今回の走行距離:91.9㎞