2025年7月19日(土)、この日はインド北部ジャンムー・カシミールのジャンムーという町で朝を迎えた。
狭くて窓なしのHotel Naginaの部屋、息苦しさはあるものの、それ程暑くなかったのでまあまあ快適に眠ることができた。7時頃起きて7:40頃朝食へ。インドだけにこの時間開いている店はごく僅か。仕方ないのでチャイの屋台でパンとチャイの朝食とした。
デニッシュみたいなパンだがパサパサで今いち。全部で20ルピー。
試しに近くで呼び込みをしていたスリナガル行きの乗り合いタクシーの値段を聞いてみると800ルピーとのこと。昨日調べた限り、夜行バスは最安でシート席600ルピー、寝台席800ルピーだったので、夜行移動が苦手な私としては乗り合いタクシーのほうが断然いい。
帰りに金色のタマネギ頭が見えていたモスクを見学。モスクではなくGurdwara Sri Guru Nanak Dev Jiというスィク教寺院のよう。
部屋に戻ってしばらく寛いで、10時過ぎに散策に出掛ける。新市街の北にある旧市街に行ってみる。
ジャンムーは山の裾に位置しているのかわりと立体的で、こんな階段を上っていく。
階段を上るとそこはバザール。もう11時近いというのに、閉まっている店や開店準備中の店が多くてこの時間はまだあまり活気がない。
これはShri Raghunath Templeというヒンズー教寺院。
ぶらぶら歩き回ってみたが、
特におもしろ味のあるものはなし。
旧市街の端に戻って、
新市街を見下ろす。
階段を下って新市街に戻り、昼食は小さな軽食屋に入った。ラジマライスを注文。
いんげん豆のカレー。トマトの酸味が効いていて、カレーというより豆のシチューのような感じ。特別うまいわけではないけど50ルピーなのでまあ満足。キャッシングの返済などやはりネットがないと不便なので、午後からはSIMカードを買いに行くことに。
まずは2kmほど歩いて辺境地に強そうなJioの店に行ってみたが、かなり遠いヘッドオフィスに行ってくれと断られる。遠すぎるので、ホテルの近くにあるAirtelへ。
途中でチャイ休憩。昨日カラッとしていると感じたのはジメジメだったアムリトサルから来たせいか、あるいはたまたま昨日の天気がそうだっただけなのか、やはりこちらもジメジメしていて蒸し暑い。
ここはチャイ1杯12ルピーだったが、小銭がなかったので11ルピーに負けてくれた。その後Airtelストアに行ってみると、そこでは外国人は買えないらしく、アムリトサル同様闇業者っぽい人に連絡してくれてバイクで連行される。
バススタンドのベンチで登録作業となった。ここではネット使い放題が1000ルピー、1日1.5GBのプランが800ルピーの2択。1日1.5GB、28日有効のプランを600ルピーに値切って無事開通。
ネット情報によると、インドの他の地域で買ったSIMはジャンムー・カシミールでは使えないが、ジャンムー・カシミールで買ったSIMは他の地域でも使えるらしい。アムリトサルで買ったSIMはほぼ無駄になってしまったが、合計1300ルピーはデリーの空港で買うより安いと無理やり納得するしかない。
カシミール・ラダック方面に行く予定の人は、早まってデリーその他の地域で買わないほうがいい。それはともかく今日もマンゴーを買って帰った。昨日のような激安店は見つからず、通常価格の30ルピー/500g。それでも十分安いけど。
部屋に戻って水浴びと洗濯を済ませると、久々のコーヒー休憩。そして18時半頃夕食へ。今日はバススタンド近くで見つけた庶民的な雰囲気のノンベジ食堂に入ってみた。マトンが150ルピーとのことでそれを注文。
こちらもマトンが豪快に入ったカレー。シャバシャバだがよく煮込まれていてコクがあり、実にうまい。昨日の店のような繊細さはないものの、値段が半額なので満足度としてはこちらのほうが上。
今日は予算に余裕があるので、帰りに朝も立ち寄った店で食後のチャイを楽しむ。部屋に戻ってデザートは今日もマンゴー。酸味が少ないまったり系のマンゴーだったけど、十分満足して眠りに就いたのだった。