2025年7月25日(金)、カルギル3日目の朝、この日は明け方の雨もなくゆっくり眠れて7時頃起床、7時半頃朝食に出掛けた。
まだ人通りが少なく静かな朝のカルギル。穏やかに晴れて気持ちのいい朝を迎えた。この時間はTシャツ1枚では肌寒いくらい。
朝食は今日もタンドーリロティにした。1ルピーコインのお釣りがなかったようで、今日は2枚で18ルピー。
軽食屋に移ってチャイとロティの朝食。
ここはチャイが15ルピー。
さて、結局ここカルギルからは無難にメインのハイウェーをレーに向けて進むことにした。明日は途中のラマユルというところまで行くことにしたので、まずはチケットを買いにバススタンドに行こう。
ここは宿の近くのHussaini Park。Google mapではポログランドとなっているけど、パークはパークでも駐車場のよう。
その裏の路地にある井戸。まだ水道がない家も多いんだろう。
Hussaini Parkを通り抜け、今日は川沿いの道を通ってバススタンド方面へ。
カルギルの町の中心部は、メインストリートが北方向、川沿いの道が南方向の一方通行になっている。
この橋は工事中で現在通行禁止。
山の斜面に伸びる住宅街。
バススタンド入り口の掘っ立て小屋でチケットを購入する。レー行きのバスを途中下車することになるのだけど、ほぼ中間地点のラマユルまででも恐らくレーと同料金の500ルピーと高い。
席なしだと300ルピーと言われたけど、私にとってラダック旅の最大の楽しみは移動中の景色になりそうなので、大人しく500ルピー払って窓席を予約した。
さて、ここからは特に何があるわけでもなさそうだけど、とりあえず南に向けてもう少し先まで歩いてみる。
これは人は通れない水道橋のよう。
途中の軽食屋でチャイ休憩。
ここは薄めのチャイが15ルピーで今いち。
川沿いのModi Parkから。
対岸の崖に連なる住宅。
その先にあるBarooという地区。モスクがあって少し賑やかな雰囲気。
もうしばらく歩いてみたけど特におもしろ味のあるものはなく、渡れる橋があったら対岸に渡って戻ろうと思っていたけど橋もなく、そのまま来た道を引き返した。
途中の食堂でプラオがありそうなので昼食はプラオにしようと入ってみたが、プラオはなくビリヤニがあると言う。まあいいかとチキンビリヤニ120ルピーを注文。
すると何やら中華鍋で炒め始めたぞ。どうやら市販のビリヤニスパイスで炊いた作り置きのビリヤニライスを炒めて温め直している様子。
出てきたのはやはり残念なビリヤニ。中には一応チキンが埋まっている。日本のチキンライスのような見た目のビリヤニだが、味がほとんどないので塩を振りかけて食べた。ほぼ出来の悪いフライドライス。貴重なカルギル飯の機会を無駄打ちして激しく後悔。
カルギルに戻り、バススタンド前からは1本山側の道を歩いてみる。坂道を登っていくと、
少し登っただけでもなかなかの高度感。
道沿いには何があるわけでもないけど、
景色は素晴らしいものがある。
上流側(南側)の景色。
路地での子供の遊びは、やはりクリケット。
そろそろ町に下りようと、細い階段の路地を下ってみると、
Bingo!ちょうどTaj GHのある道の三差路に出ることができた。午後は今日も部屋でのんびり過ごす。
水浴びと洗濯を済ませると、果物を買っておこうと市場へ。
しかし広場は今日もガラガラ。屋台が出るのは週一くらいなのかも。初日に屋台飯を食ったのは正解だった。
今日は洋梨500g100ルピーを買って、
ティーストールで一服。カルギルにはチャイの屋台はなく、軽食屋とかティーストールで飲むことになるのだが、値段は10ルピーのところと15ルピーのところがある。
ここはカップにたっぷりのチャイが10ルピー。量の違いでもなさそうだし、一体この違いは何なんだろう?
6時半時頃夕食へ。金曜日のためか、いつも以上に賑わっているような気がするカルギルのメインバザール。
どこに入ろうかと悩みつつ一通りぶらついてみたものの、結局昨日と同じTaj GH隣のIndus Restaurantへ。ここは1人前の料理を手頃な値段で食べられるのがありがたい。今回はこれまたまだ食べたことがないミルチコルマ(Mirchi Korma)を注文。
濃厚な赤いマトンカレー。味付けはローガンジョシュに近いが、コルマなのでよりクリーミー。そしてカシミーリチリが効いているのかかなり辛い。でもめちゃくちゃうまい。これもライスを付けて185ルピーのところ、5ルピーのお釣りを出すのが面倒だったのか180ルピーに負けてくれた。
もう大満足。店主はこだわりの頑固親父風のおやじだけど、きめ細やかな対応で一人旅にも優しい。Google mapには載ってないけど場所はTaj GHのすぐ隣。やや味付けが濃いめだけど、カルギルに立ち寄った際は是非!
部屋に戻って洋梨で〆る。日本の梨に比べると酸味がなくてまったりした甘さ。ただ梨だけにさっぱりもしていてこれはこれで非常にうまい。さて、カルギルはラダック管内ではあるけどまだ完全にムスリム文化圏。明日からはいよいよ本格的なチベット文化圏突入予定。