このまま雨が続いたら朝日岳はあきらめて旧清水国道を伝って下山しようとも考えていた。しかし目を覚ましてみると鳥の鳴き声が聞こえてくる。外に出てみるとすっかり雨はやんでいた。
青空が覗く朝日岳方面の眺め |
雲は多いけど少し青空も見える。谷川岳方面をみると、
朝の谷川連山の眺め |
山並みがくっきり見えた。さっさと出発することにしよう。この日の朝食はサッポロ一番塩ラーメンを食べてみた。個人的には朝からラーメンは少し重い気がして、インスタント麺ではどん兵衛とかカレーうどんが好みだけど、どん兵衛の袋麺はどうやら廃番になったようだ。それで今回は塩ラーメンならいけるかも、と思って試してみたが、これはいける。サッパリしていて朝からでも食べられる。後はどのくらいエネルギーが持つかだ。
前夜泊まった白ほう崩避難小屋を振り返る |
6:40白崩避難小屋を出発。結局昨日はだれもやってこず、一人で快適に過ごすことができた。出発するとすぐにガスが出てきて展望が効かなくなった。
ガスに包まれる朝日岳方面の眺め |
真っ白なガスの中、淡々と歩いて8:07朝日岳に到着。上空は晴れているけど、山頂より下は雲で埋っている。
8:07朝日岳に到着 |
この先もずっとガスの中のように思われたが、
朝日岳から先もガスに包まれているが。。。 |
強風でガスが次々に吹っ飛ばされ、
ガスが切れて笠ヶ岳方面の稜線が見えた |
これから歩く稜線が姿を現した。その後も次々に湧いてくるガスに包まれはしたけど、この景色が見られたのでよしとしよう。
笠ヶ岳避難小屋 |
8:59笠ヶ岳避難小屋に到着。谷川岳山系の山小屋について、ネットで群馬県側は牢獄、新潟県側は別荘、と書いてあるのを見たけど、まさにそんな感じ。前回泊まった茂倉岳避難小屋は新潟県側だし、昨日泊まった白崩避難小屋はJRが建てたものだ。
笠ヶ岳からは樹林帯の中を進む |
笠ヶ岳からは徐々に樹林帯に入っていく。9時半ごろお腹が空いてきたので芋けんぴを食べてエネルギー補給した。サッポロ一番塩ラーメンのエネルギー持続時間は3時間といったところ。
谷川岳馬蹄形縦走の最終局面、正面に天神平が見えた |
白毛門を超えて下っていくと、真正面に昨日登った田尻尾根と天神平が見えた。
絡み合った2本の巨木と紅葉 |
白毛門からの下山途中にある、風格のある2本の巨木。
麓のほうはまだ青々としている |
下のほうでは樹々はまだ青々としている。
11:44谷川岳霊園地に到着 |
11:44谷川岳霊園地の駐車場に戻ってきた。今回初めて投入したダンロップのジョギングシューズは快調そのものだった。履いた瞬間から足の一部になったような感じ。早速予備を買っておこうと思うところだけど、予備を使う頃にはまた経年劣化するに違いないのでここはぐっと思い留まる。ここから下山時に見つけた白毛門登山口の広い駐車場に移り、昼食には前回3個入りを購入してそのまま車中泊用のバッグに残っていた農心のコムタンを食べた。食後は温泉に向かうことにし、ネットで調べてみると「三峰の湯」という町営温泉が360円といい値段なので行ってみた。
みなかみ町営温泉「三峰の湯」 |
みなかみ町営温泉「三峰の湯」は幹線道路から離れて山側に入ったところにある、プレハブのようなシンプルな建物。
三峰の湯の中の様子 |
先客がいたのでドア越しに写した。露天風呂もあり、樹々と青空を見ながらゆっくり楽しめた。お客さんはほとんど地元の人達っぽい雰囲気。シャンプーは置いてなく、なぜか石鹸とボディーソープのみ。ボディーソープで髪も洗った。泉質はクリアで、アルカリ単純泉とのこと。360円で大満足だった。
この日の歩行ルート(スタート(S)とゴール(G)が逆になっています)。
2日目の歩行ルート。清水峠→朝日岳→土合(Yamakei Onlineにて作成) |
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