前回のタイ・ミャンマー・インド旅行ではFLEXIROAMという国際ローミングSIMカードを購入して持って行きました。
今回はそのFLEXIROAMのレビューです。
【世界150ヵ国対応】プリペイド SIMカード FLEXIROAM XS
一時期は調子よく使えた私のSIM2Fly、1年有効10GBのグローバルプランにSIMを一本化しようと1万円以上をチャージしたものの、なぜかプランを購入することができず、プラン外でローミングに繋がって6000円くらいが一瞬で消えてしまうという失敗をしてしまったのでした。
参考記事:DMMモバイルを解約してSIM2Flyに一本化する
FLEXIROAMは一応100MBのデータが付いているのですが、基本的にはプランを事前に購入して使うプリペイドSIM。SIMカード代は690円と安価なので保険代わりに買ってみました。私が買ったときは5%オフで655円ともうちょと安かったです。
出発前にスマホにセットしてアプリの設定をしてみると、接続は問題なし。今回の旅行先では、タイとミャンマーは現地SIMが安く簡単に手に入るためこれを使う予定はありませんでしたが、インドは空港以外でSIMを買うのが結構手間なのでこれを使ってみるつもりで出発しました。
タイでは持って行ったSIM2Flyが使えたため1日100MBで9バーツのプランを毎日購入してしのぎました。しかしその時もSIM2Flyのローミングプランは購入できず、ナコンサワンという町に滞在中AISショップに行って見てもらうことにしました。
そこでも原因はわからなかったのですが、何とかUSSDコードで8日間のアジア周遊プランを購入することができました。というか店員に勝手に購入されてしまい、インドの最初の8日間はSIM2Flyを使うことにしてミャンマーに移動。ミャンマーではtelenorのSIMを購入して使いました。
参考記事:ミャンマー旅行で使ったSIMカードを紹介~メーソット・ミャワディ陸路国境越えの場合
そして迎えたインド、SIM2FlyをセットしてローミングをONにしてみると、、、購入して60日以内に使い始めればよかったはずのアジア周遊プランは消えており、残っていた600バーツ(約2000円)の残高も一瞬で消えてしまったのでした。
結局SIM2Flyでは1万円以上を全く無駄にしてしまう始末。ショックに打ちひしがれながらも今度はFLEXIROAMを使ってみることに。このときに滞在していたHotel Chawngthu、wifiはあったのですが、私がチェックインした夜はフロントが臨時雇いの人でwifiのパスワードがわからないとのことでネットに接続できず。
ただプリセットされていた100MB分のデータが残っていたため、それでネットに接続でき、無事プランを購入することができました。プランは迷った末、24日間有効の1GBプラン12ドルを購入。私の場合ホテルにwifiがあれば3週間1GBで乗り切れるかも、という思惑があったからです。
その後結局wifiがあるホテルに泊まる機会は少なく、10日ほどでデータ残量が300MBほどになってしまったため、次のプランを購入しようと考えていた矢先、現地SIMの屋台で簡単にSIMを購入できたため、今回の旅行ではFLEXIROAMは10日ほどの使用にとどまりました。
参考記事:インドでSIMカードを買って使ってみた感想:その3~vodafoneのSIMカード【ナガランド州コヒマ編】
肝心の使用感ですが、値段が高いこと以外は問題なし。インドではJioという会社の回線でしたが、今回旅した辺鄙な北東部でもほぼどこでも問題なく繋がっていました。後で買ったVodafoneよりも繋がりやすかった印象。
FLEXIROAMにはグローバルプランとローカルプランがあり、グローバルプランは対応する150カ国どこでも使用できるというもの。短期間にいろんな国を回る場合はすごく便利そうですが、ちょっと高すぎ。
私的に使えそうなプランは、500MB30日が20ドル、1GB15日が22ドル、1GB90日が30ドルなど(2020年3月時点)。ただ保険として、あるいは現地SIMを購入するまでの繫ぎとして使うにはちょっと高すぎますね。
ローカルプランは国ごとに分かれているプラン。こちらは国によって値段はまちまちでずが、早割制度(90日前で30%オフ、30日前で15%オフ)があるのでうまく使えば現地SIMやSIM2Flyといい勝負になるかもしれません。例えばインドであれば下記のような感じ。
2018年の夏にデリーの空港で買ったSIMは1300ルピー、約2100円でした。これは確かその時に買えた最安のプランで、よく覚えてないのですがたぶん1日1.5GB使える30日有効なプランだったはず。
それに比べてFLEXIROAM、90日前は難しいにしろ、30日前に買ったとすると、それほどデータを使わない場合1、2週間の短期間なら面倒な現地SIMを買うよりこっちのほうがよさそう。場合によっては8日間4GBで300バーツ(約1100円)のSIM2Flyよりも安く済む。
大抵の国では空港で売っているSIMはツーリスト向けでやや割高ですが、町中で買えばかなり安いです。なのでやはり町中で現地SIMを購入するのが基本ですが、690円とそんなに高いものでもないので保険として1枚持っておくのは悪くないと思う。SIM2Flyみたいに有効期限を気にする必要もないし。
ただし、SIM2Flyの失敗もあるし、アマゾンでも評価の低いレビューもあるので全幅の信頼を置くのはやめておいたほうがよさそうだけど。注意点としてはネットに繋がっている状態じゃないとプランを購入できない点。SIM2FlyはUSSDコードで購入できるので便利だけどFLEXIROAMはそれはできない。あと、データ通信のみでSMSは受信もできない点くらいか。
行き先が決まった時点でネットでその国のSIM事情を調べて、適材適所で使っていこうと思います。中国のネット規制も掛からないみたいなので、次回は中国に行くときにでも使ってみる予定(いつになるかはわからないけど)。
今回はそのFLEXIROAMのレビューです。
【世界150ヵ国対応】プリペイド SIMカード FLEXIROAM XS
一時期は調子よく使えた私のSIM2Fly、1年有効10GBのグローバルプランにSIMを一本化しようと1万円以上をチャージしたものの、なぜかプランを購入することができず、プラン外でローミングに繋がって6000円くらいが一瞬で消えてしまうという失敗をしてしまったのでした。
参考記事:DMMモバイルを解約してSIM2Flyに一本化する
FLEXIROAMは一応100MBのデータが付いているのですが、基本的にはプランを事前に購入して使うプリペイドSIM。SIMカード代は690円と安価なので保険代わりに買ってみました。私が買ったときは5%オフで655円ともうちょと安かったです。
出発前にスマホにセットしてアプリの設定をしてみると、接続は問題なし。今回の旅行先では、タイとミャンマーは現地SIMが安く簡単に手に入るためこれを使う予定はありませんでしたが、インドは空港以外でSIMを買うのが結構手間なのでこれを使ってみるつもりで出発しました。
タイでは持って行ったSIM2Flyが使えたため1日100MBで9バーツのプランを毎日購入してしのぎました。しかしその時もSIM2Flyのローミングプランは購入できず、ナコンサワンという町に滞在中AISショップに行って見てもらうことにしました。
そこでも原因はわからなかったのですが、何とかUSSDコードで8日間のアジア周遊プランを購入することができました。というか店員に勝手に購入されてしまい、インドの最初の8日間はSIM2Flyを使うことにしてミャンマーに移動。ミャンマーではtelenorのSIMを購入して使いました。
参考記事:ミャンマー旅行で使ったSIMカードを紹介~メーソット・ミャワディ陸路国境越えの場合
そして迎えたインド、SIM2FlyをセットしてローミングをONにしてみると、、、購入して60日以内に使い始めればよかったはずのアジア周遊プランは消えており、残っていた600バーツ(約2000円)の残高も一瞬で消えてしまったのでした。
結局SIM2Flyでは1万円以上を全く無駄にしてしまう始末。ショックに打ちひしがれながらも今度はFLEXIROAMを使ってみることに。このときに滞在していたHotel Chawngthu、wifiはあったのですが、私がチェックインした夜はフロントが臨時雇いの人でwifiのパスワードがわからないとのことでネットに接続できず。
ただプリセットされていた100MB分のデータが残っていたため、それでネットに接続でき、無事プランを購入することができました。プランは迷った末、24日間有効の1GBプラン12ドルを購入。私の場合ホテルにwifiがあれば3週間1GBで乗り切れるかも、という思惑があったからです。
その後結局wifiがあるホテルに泊まる機会は少なく、10日ほどでデータ残量が300MBほどになってしまったため、次のプランを購入しようと考えていた矢先、現地SIMの屋台で簡単にSIMを購入できたため、今回の旅行ではFLEXIROAMは10日ほどの使用にとどまりました。
参考記事:インドでSIMカードを買って使ってみた感想:その3~vodafoneのSIMカード【ナガランド州コヒマ編】
肝心の使用感ですが、値段が高いこと以外は問題なし。インドではJioという会社の回線でしたが、今回旅した辺鄙な北東部でもほぼどこでも問題なく繋がっていました。後で買ったVodafoneよりも繋がりやすかった印象。
FLEXIROAMにはグローバルプランとローカルプランがあり、グローバルプランは対応する150カ国どこでも使用できるというもの。短期間にいろんな国を回る場合はすごく便利そうですが、ちょっと高すぎ。
私的に使えそうなプランは、500MB30日が20ドル、1GB15日が22ドル、1GB90日が30ドルなど(2020年3月時点)。ただ保険として、あるいは現地SIMを購入するまでの繫ぎとして使うにはちょっと高すぎますね。
ローカルプランは国ごとに分かれているプラン。こちらは国によって値段はまちまちでずが、早割制度(90日前で30%オフ、30日前で15%オフ)があるのでうまく使えば現地SIMやSIM2Flyといい勝負になるかもしれません。例えばインドであれば下記のような感じ。
*1ドル110円で計算
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2018年の夏にデリーの空港で買ったSIMは1300ルピー、約2100円でした。これは確かその時に買えた最安のプランで、よく覚えてないのですがたぶん1日1.5GB使える30日有効なプランだったはず。
それに比べてFLEXIROAM、90日前は難しいにしろ、30日前に買ったとすると、それほどデータを使わない場合1、2週間の短期間なら面倒な現地SIMを買うよりこっちのほうがよさそう。場合によっては8日間4GBで300バーツ(約1100円)のSIM2Flyよりも安く済む。
大抵の国では空港で売っているSIMはツーリスト向けでやや割高ですが、町中で買えばかなり安いです。なのでやはり町中で現地SIMを購入するのが基本ですが、690円とそんなに高いものでもないので保険として1枚持っておくのは悪くないと思う。SIM2Flyみたいに有効期限を気にする必要もないし。
ただし、SIM2Flyの失敗もあるし、アマゾンでも評価の低いレビューもあるので全幅の信頼を置くのはやめておいたほうがよさそうだけど。注意点としてはネットに繋がっている状態じゃないとプランを購入できない点。SIM2FlyはUSSDコードで購入できるので便利だけどFLEXIROAMはそれはできない。あと、データ通信のみでSMSは受信もできない点くらいか。
行き先が決まった時点でネットでその国のSIM事情を調べて、適材適所で使っていこうと思います。中国のネット規制も掛からないみたいなので、次回は中国に行くときにでも使ってみる予定(いつになるかはわからないけど)。