今回は配当金生活を目指して運用しているコア・ポートフォリオ、2023年10月の運用状況です。
参考記事：配当金生活を目指すポートフォリオ（2023年9月）
ここ1か月の米国株式市場、企業決算に一喜一憂しながらも、FRBによる引き締め長期化懸念、金利上昇、それにイスラエルでの戦争などマイナス要素には事欠かず不安定な動き。概ね右肩下がりでの推移となり、S&P500はこの1か月で4%ちょっとの下落となりました。
この間の動きとしては、爆下げしているネクステラエナジー（NEE）を買いたいところではありましたが、イスラエル戦争の行方など不透明な要素が多過ぎるのでとりあえずは様子見。ただ円建てでは唯一含み損があった3M（MMM）で損出しを敢行しました。
できれば年末に売却して年明けに新NISAで買い戻すのがベストシナリオではありましたが、まだ残り3ヶ月近くもあるし、その頃マーケットがどうなっているかなんてさっぱりわからないので今のうちにやっておくことにしました。
お陰で今年払った税金は全て取り戻し、さらに余裕があったので懸案だった外貨MMFもようやく解約。こちらは毎月いい金利が付いてはいたのですが、如何せん円安が進みすぎて解約時の税金払いで金利分が相殺されそうな勢い。損出しのおかげで僅かな税金支払いで済みました。
- 前月比：-5.6%（調整後：-5.8%）
- 年初来：-5.3%（調整後：-5.6%）
全体としては、公益・景気敏感、それに生活必需品にヘルスケアも崩れてボロボロ。前月比6%近いマイナスとなってしまいました。リバランスの買い増しも来年の新NISAでやりたいところですが、MMFも解約したことだし、年内でもチャンスがあれば果敢に攻めていこうと思います。